シモン芋の栽培
NPO シモンと健康を考える会では、シモン芋を九州で栽培しております。
1997年頃から九州地方でシモン芋のテスト栽培が始まりました。
もともとシモン芋はブラジルから来たおイモですから暖かい所が大好きです。
九州は土壌や気候が適しているためシモン芋の成長にいいと選ばれました。
シモン芋は、大地の持つすべての養分を吸収してしまうため、同じ畑では連作ができません。
シモン芋の栽培では、無農薬・有機肥料で栽培しております。
そのため、しっかり土壌の管理(無農薬、有機肥料で栽培)をしないと大変なことになります。
栽培量も大量栽培ではなく管理栽培を徹底しています。
お問い合わせは、0120-81-4616 までお願いいたします。
メールでのお問い合わせは、
info@simonimo.co.jp までお願いいたします。
1.栽培の第一歩は よい土づくりから
シモン芋の栽培に必要な事は、イモを作ることより土(畑)を作ることが大切!!
(1) 2月~4月頃から畑をすくようにし、イモ苗を植える2~3ケ月前から土づくりを
はじめる。
(2) 堆肥や有機肥料を土に混ぜ込み耕す。その土地に生えている雑草もすきこむとよい。
化学肥料は絶対にダメ!!
(3) 油かすや鶏糞等を使う場合は、やりすぎに注意しほどほどに!!
(4) ダンボールや枯葉、木材などを燃やし灰を作りそれをまくとよい。
[ 注意・参考]
シモン芋の吸収力が強い作物です。水はけが悪く、前作の肥料分が多く(肥料過多)
残っているとつるばかり生育し、イモが十分に育たない「つるぼけ」現象が起こります。
また、シモン芋に向く肥料は、堆肥(熟成したもの)や米ぬか、草木灰などです。
2.シモン芋苗が届いたら
お手元に届いたシモンイモ苗は、長旅をしてきています。
発送の際、水分を入れておりますがすぐに水につけてください。
すぐに植付けができない場合は、水につけて風通しの良い場所においてください。
植付け後、3~4日すると元気になります。
3.植え付け
シモン芋はサツマイモと同じように苗を植え付けます。
植え付け時期は、5月中旬から6月下旬となります。
4.めざましい成長
1ケ月後ぐらいから苗がぐんぐん成長し、8月に入ると葉もつるも著しく伸びていきます。
夏場の暑い時期には、ツル返しを数回(3~5回位)繰り返してください。
葉が茂ってきたら、おひたしやサラダなどにしておいしく食べることができます。
(注 意)
・葉を利用する場合、イモができにくくなります。
利用する場所を決めて利用しましょう。
・夏(7月下旬~8月下旬)の間、数回「つる返し」をしましょう。
5.シモン芋の特徴
(1) 葉脈は紫色
つやつやしたシモン芋の葉を裏返すと葉脈は濃い紫色をしています。
この生命力あふれる紫色の葉脈が、サツマイモと異なる特徴です。
(2) 太くて長い茎とつる
シモン芋の茎は、サツマイモより太く、つるもまた太くて長いのが特徴です。
長さは10mを超え、株元近くは大人の親指ほどになります。
もちろん、茎やつるも利用できます
(3) 乳液の量が多い
生イモを輪切りにすると切り口から白い乳液がにじみ出てきます。
シモン芋の乳液はポタポタとしたたるくらい出ます。
この乳液の主成分は、ヤラピン酸という有益な成分です。
6.収 穫
収穫時期は10月下旬から11月ごろになります地域によって前後しますが、霜が降りる前に
収穫することが絶対条件です。
地中深く根を張るため、いわゆる【いもづる式】に掘り出すことはできません。
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